私は現在ミニマリスト的な生活をしていますが、以前はいわゆる「グッズ厨」と呼ばれるようなオタクでした。
グッズ厨とミニマリストって対極の存在かも…と思ったので、以前と最近の生活の間の変化について書いてみようと思います。
ミニマリストになりたい方の参考になるかもしれないので、ぜひ読んでみてください。
現在はオタクの活動はほぼしていません。
「オタクとミニマリストを両立させたい」という方には向かないかもしれません。
グッズ厨オタクからミニマリストになった体験談
グッズ厨だった私がミニマリストになった経緯です。
グッズ厨オタク時代と推しとの別れ
私は以前、グッズ厨のオタクでした。
グッズ厨とは…グッズを集めることを好むオタクのお上品ではない呼び方
推しのグッズは購入が当たり前、悩むのは購入する個数です。
ランダムグッズは無限回収まがいのことをしていました。
無限回収とは…推しのランダムグッズを交換・譲渡などを用いて無限に集めること
しかし、ある時から「このままではいけない」と思うようになりました。
貯金もほぼなく、無計画にお金を使いすぎた…
もちろん推しは大好きでしたが、それ以前に自分の生活が立ち行かなくなりそうな状態になるまでグッズ集めにのめりこんでいたのです。
自分の性格上、一度推しと距離を取らなければグッズ回収は辞められないと考えました。
そこで、すべてのグッズとお別れすることにしました。
ミニマリスト生活の開始
ある時、現在の婚約者と同居することになります。
「ミニマリストになりたい」と彼は言いました。
同棲前に私が住んでいた家は、推しのグッズはもちろん、それ以外の服や家具、本などであふれかえっていました。
いわゆるマキシマリストに近いかもしれません。
同居とはいえ彼が家主であり逆らうこともできず、私のミニマリスト生活が始まったのです。
最初は本当にしんどかったミニマリスト生活
新居の居室の家具は、ベッドと机と椅子、そして棚が一つ。
あれが欲しいこれが欲しいといってもすべて却下されます。
服を減らせと言われたり化粧品が多いと言われたり。
挙句勉強のための本まで多いと言われ、正直ストレスでした。
キッチンツールに関しては、私も婚約者も料理はあまりしないのでガッツリそろえることはしませんでした。
とはいえ紙皿にプラスプーンはきついって。
同居を始める前に元の家がそういう状況なのは見ていたので、予測はできたんですけどね。
話し合いで少しずつ、お互いが納得する暮らしへ
いつまでもストレスを感じているわけにもいかないので、ちゃんと必要なものについては話し合うようになりました。
その結果として掃除用具を設置したり、収納家具やアイテムを用意したりできました。
掃除道具についてはこちらの記事で紹介しています。
しかし、ちゃんと話し合いができるようになったころにはミニマリスト生活に慣れ、私物はちょっとずつ減っていきました。
どうやってグッズ厨オタクからミニマリストになったか
物・グッズを手放すために、私が利用した(している)サービスは以下の通りです。
- フリマアプリ
- 宅配グッズ買取
- 宅配本買取
- 不用品回収サービス
- 宅配ストレージサービス
フリマアプリ
グッズとお別れするためにまず使ったのは、オタクのころから使っていたメルカリでした。
利用している人が多いので、グッズや本の譲り先が見つかることもあります。
人と直接やり取りするのが面倒な人には向きません。
宅配グッズ買取
メルカリで譲り先を見つけられなかったグッズは、宅配グッズ買取の駿河屋で買い取ってもらいました。
多くの買取ショップは転売防止のため同一商品の複数個買取を断る場合が多いですが、駿河屋は複数個所持している理由・購入店舗・入手経路を記載すれば買い取ってくれました。
無限回収グッズ厨のグッズとのお別れは、駿河屋の買取を利用するのがおすすめです。
宅配本買取
不要な本も、古本屋に買い取ってもらいました。
マンガや雑誌、一般の書籍などが多い場合、グッズと一緒に駿河屋で買い取ってもらえば手間が省けて楽です。
私は大学の勉強に使った学術書や洋書が多かったので、専門の古書店を利用しました。
不用品回収サービス
家具などは家を引き払うときに回収業者に依頼して処分しました。
業者を選ぶのは迷いますが、私は一括見積もりサービスの「エコノバ」を利用して安そうな業者に依頼しました。
宅配ストレージサービス
捨てられない季節ものの服などは、現在は宅配ストレージサービスの「サマリーポケット」に預けています。
宅配で倉庫に出し入れすることができる、とても便利なサービスです。
こちらの記事で紹介しています。
オタクからミニマリストになって感じるメリット
かくしてミニマリスト生活に順応してきた私ですが、実際に生活してみてわかったメリットを紹介します。
メリット①物が少なくて整理しやすい
整理するものがない。
こんなに少ない物で生きられるんだという気付きがありました。
メリット②出費が減る
物を買わなくなるのだから当然…と思いきや、使い捨てできるものは使い捨てするという環境に悪いタイプのミニマリストなので本当にそうかは謎。
でも、物があることでさらに必要になるものの出費は減ります。
例えば収納家具です。
今の家にも全くないわけではないですが、前の家は収納家具でぎちぎちでした。
メリット③コーディネートが楽
服の話です。
お気に入りで着回しが利く物だけを厳選して持ってきたので、コーディネートを考えるのが本当に楽になりました。
最初はすごく辛かったので、慣れるまではなかなか難しいですが。
服についてはこちらの記事で詳しく書いています。
メリット④部屋が広く使える
家具がないので、部屋が広く使えます。
だからって床で作業したりごはん食べたりするのはどうなんだ…と思うけどそれも慣れてしまいました。
それは慣れちゃダメじゃない?
オタクからミニマリストになって感じるデメリット
逆に、まだ辛いこともあります。
デメリット①家ですることがない
ないわけではないんですけどね。
「(暇じゃないけど)暇」みたいなやつです。
物が少ないことで気が散らず、するべきことに集中できるというのはメリットかもしれませんが、息が詰まることもしばしば。
趣味を1つ辞めたことになりますからね。
オタクからでもミニマリストになれる-まとめ
ミニマリストは割と好奇の目で見られがちだし、私も正直そっち側の人間でした。
捨てるってすごく難しいです。
最終奥義「実家に送る」も少しだけ使いました。
でもデメリットがあまり思いつかなかったことから分かるように、やってみると案外暮らせるもんだなという感想です。
今後もちゃんと話し合って、快適に暮らしていきたいなと思っています。
気持ちの面の整理についてはnoteに書きました(有料です)。
ご興味があればお読みください。
ココナラに出品しています。
もしお悩みならチャットでお話ししましょう。